戯言砂漠

雑文の死にゆく場所です

休日日記

itoi_shigesato (糸井 重里)

たぶん、壇蜜のおもしろさを知ってる人は、ちゃんと知ってるとは思うのです。ただ、『壇蜜日記』を読むと、そんなもんじゃなかったなぁ、と謝っちゃう感じになるのです。じぶんは、そうでした。

12月10日 1時36分 Twitter Web Clientから
http://twitter.com/itoi_shigesato/status/542357239613255681

itoi_shigesato (糸井 重里)


たとえば「空っぽの水槽からは水の流れる音がする。私はそれを聞きながら、別れた男の置いて行ったすこし大きいパーカーを羽織って梨をほおばる。どうせ置いていかれるなら、もう少しいいものを買ってあげればよかった。パーカー、ハイイロ、ナシ、アマイ。」(壇蜜日記より)

12月10日 1時40分 Twitter Web Clientから
http://twitter.com/itoi_shigesato/status/542358220623192064


itoi_shigesato (糸井 重里)

(昔の雑誌の、アラン・ドロンの記事を読み)「参加者の乙女の一人は、彼の一番の魅力は何かと記者に聞かれ『眉間のシワ』と答えていた。シワで稼ぐ人生もあるなら、スジで稼ぐ人生もあったってよいではないか」(壇蜜日記より)

12月10日 1時44分 Twitter Web Clientから
http://twitter.com/itoi_shigesato/status/542359154484994048

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久し振りにTwitterのTLをマジマジと眺めるとそこにはやはり情報が溢れていた。


結局は自分好みかつ自分がチョイスした人々の偏ったものではあるんだけど、他者の思考や嗜好に簡単に知れる、触れられるという点では面白い。


ゴチャゴチャしてるなぁと改めて思うと同時に気になるとこ除いてはざーっとスクロールさせてく作業。こなれたもんだ。


ゴチャゴチャしたTLなのも自分の脳内が反映されてるだけだども。


久々にこのタイミングで指走らせてるのは確実に壇蜜の影響。壇蜜壇蜜日記の影響。


文章にやられた。文章力に嫉妬した。久々に思い出したよこの感覚。


最近ふとしたきっかけで昔の記憶を辿りたくなり、いつぶりか分からないがmixiの日記を軽く掘ってみたんだ。


懐かしさよりもまず先に文章構成や内容に吐き気がしたんだった。こんなもの書いていたのかと眩暈がした。


こういう事例が多く過去を残しておくというのは弊害でしかないのではないかという結論に達しがちなのも事実とはいえ、懐かしさというものは貴重だなとも思ったりもして。


写真をもっと残しておけば良かったかなと思う機会も最近多くて。文章は書く機会かホントに減り、今後生きてく中でもまぁ別にそれでいいかと思ってたりもしたのですが、前述する壇蜜日記なるものに出会い、ちゃんと残すということの価値を実感したり。


そもそも人が書く物が好きだった。プロアマ問わず。文章が好きだった。好きな文章に出会う度に高揚、歓喜した。


ブログが流行っていた時期なんかたまらなかった。皆が皆色んなことを書き綴っていた。読み漁っていた。そんな中自分もせっせと何かある度に書き残していた。


狂っていたように何かにとり憑かれたかのように、文にひたすら自分の内にある消化しきれないものを込めていたあの頃も今じゃイイ思い出です。


厳密に言えば良く思い出せないんだけど。他人事のような感覚さえ。どうかしてたんだなぁと。


自分にはないもの、出来ないことに憧れや羨望するのは昔から。その度に影響を受けに受けて自分の中にあるもので自分なりに何か構築、模索しての日々。


自分の中にあるもの全部誰かしらの影響を受けているといっても過言じゃない。あっちいったりこっちいったり、そんなこんなを繰り返して変わったり、固くなったり、元に戻ってみたり。


それでも精錬され、研ぎ澄まされて、いらんものその都度削ぎ落として、身軽にフットワーク軽くいけたらと。


あぁ、シンプルに言葉数少なく綺麗に文にを作れる人が素敵だ。


冒頭の糸井重里氏の呟きに即座に反応しAmazonを開いた数時間前の私。


壇蜜日記は現在在庫切れ。いてもたってもいられず思考をその先へ。引き続き即座にKindleのストアを確認。電子書籍版を購入するまでの流れの鮮やかさ。


寒い寒いとベッドで布団にくるまりながらの作業とはいえ全力だした感ある。


休日の本気ってそんなでもいいよね。壇蜜日記を眺めながら横になってたら案の定ウトウト。気を失うこと数回。


これも冬の休日の醍醐味かもしれない。布団から出る気は全くしない。出る理由が見当たらないのだ。


読書の秋とは良くいったもので冬は本読むのも大変ですよ。暖房でもつければ布団から出られますけどね。


壇蜜日記を読むキッカケをくれた糸井重里氏の新刊も購入したまま眠ってるわけで。感謝の気持ち込めて後ほどそちらも読ませて頂こうかと。


現在BGMは「宇多田ヒカルのうた」なるトリビュート?カバー?的なアルバム。iTunesで買いましたん。とても良いですよ。面食らう楽曲もありましたが。それもまた良し。


次くらいからはもっと内容コンパクトに記していけたらと思う私でした。


出来た試しないんだけど。